【Windows7】 Windows Update が失敗するときの対処法

2016年末、Windows7再インストール(リカバリ)後Windows Update が失敗した。

とにかく、『 更新プログラムを確認しています 』からうんともすんとも言わないのだ。

何が原因かと思って調べていると、どうやら先に入れておかねばならないアップデート用のプログラムがあるようだった。


windows7更新プログラムを確認していますを劇的に改善KB3138612 | パソコンりかばり堂本舗


先にインストールしておかければならないアップデートプログラムとは、『 KB3138612 』だ。

これがないと、Windows7 の Windows Update が途中で進まなくなってしまう。

普通、Windows Update が行われると、タスクバーに Windows Update 用のアイコンが出てくるが、このような形で Windows Update が進まなくなってしまうと、タスクバーには Windows Update アイコンは表示されない。



通知領域で、通知する中に Windows Update が入っていない場合も表示されないので、Windows Update が途中で止まり、タスクバーのWindows Update 用のアイコンも表示されない場合には、通知領域の確認をする。


タスクバーに Windows Upadate アイコンを表示する方法

1. 何もないタスクバーの上で右クリック

2. プロパティをクリック

3. 通知領域の『 カスタマイズ 』をクリック

4. Window Update の項目を『 アイコンと通知を表示 』に切り替える
または、タスクバーに常に全てのアイコンと通知を表示するにチェックを入れる

5. 『 OK 』ボタンをクリックする


再インストール後の Windows Update が途中で止まる

この不具合は、普通にパソコンを動かしているぶんには起きにくいが、再インストールした直後のWindows Update だと起きやすい。

なぜなら、再インストール直後は KB3138612 がインストールされていないからだ。

本来であれば、そう言う不具合が起きないよう、マイクロソフトの方でKB3138612を最初にインストールするように設定してあげないといけないのだが、どうやらマイクロソフトはそう言うのはしないらしい。

なので、この不具合についてはユーザーが自力で対応しないといけない。

Windows7が古いOSなので、一々対策したくないと言う気持ちはあるのかもしれないが、不具合が起きている人が多いようなので、もう少し考えてくれても良いような気がする。

再インストールから Windows Update するまでの手順

先程も書いたように、KB3138612を一番先にインストールしないと Windows Update が途中で止まってしまいやすいので、再インストール前に、KB3138612のアップデートプログラムを予め用意しておくと便利だ。


1.KB3138612をダウンロードする

URL https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3138612

OSのバージョン(64か86)はしっかり確認する。
OSのバージョンがわからない時は、以下の方法で確認する。



1. コントロール パネル

2. システムとセキュリティ

3. システム
(64ビットオペレーションシステムと書かれている場合は、x64になる)


2.バックアップするファイルの中に1のファイルを加える


3.再インストール(リカバリ)する

工場出荷時の状態に戻る。
インターネット接続を切った状態にする。
再インストール後は、バックアップしたファイルをパソコンに戻す。


4.再起動する


5.KB3138612を手動でインストールする

Windows6.1-KB3138612-***.msu をダブルクリックする。
Windows6.1-KB3138612-***.msu の *** は、使用しているOSによって違うファイルになる。



6.再起動する


7.Windows Update を行う

更新プログラムを確認して、アップデートプログラムをインストールする



別の問題で Windows Update が途中で止まる場合

Windows10 への強制アップデートを阻止すべく、Windows10へのアップグレード用のプログラムを非表示にし続けた場合も、Windows Update が途中で止まる場合もある。

【Win10の置き土産】 Window Updateができなくなった

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