お客様と会わずにイラストの請負仕事をする
ラフスケッチ(ラフ画・ラフ)の重要性について
私がいつもお世話になりっぱなしになっている 『IPO投資の専門家のカブスルさん』 が、 2023年夏、本を出版されることになりました。
そこで、その本に購入者特典をつけようと言う話になったわけですが、その特典が 『ステッカー』 でした。
幸運にも(日頃のファンアート作成の営業努力が実を結び ヘ(^д^ ヘ))、今回その開運ステッカーのデザインのご依頼を頂いたわけですが、実は最初は 『開運(IPO)ステッカー』 ではありませんでした。
確かに、『開運系』 は2枚ほどあったのは事実なんですが、その他は開運ではありませんでした。
- 開運 x 2枚
- 名言 x 2枚
- 祈祷系(罰ゲーム物) x 1枚
私は悪ふざけしてないと死んじゃう病なので、祈祷系のステッカーは普通のものではなく『罰ゲーム』みたいな感じにしようと思っていました。
(そのままだと面白くないと思ったので、ハズレくじみたいなステッカーがあったほうが面白いんじゃないかと思っていました)
でも、ラフ画 (ラフスケッチ) をカブスルさんに見ていただいた段階で、全部開運系がいいとのお話をお聞きしたので、名言 x 2枚と祈祷系 x 1枚を 『全部開運系に差し替える』 ことになりました。
ラフ画はザックリとしたアイデアをお客様と打ち合わせするために非常に重要です。
今回のように大幅に軌道修正することもあります。
ですので、実際のイラストファイルを作成する前のラフ画は必須です。
(イラストファイルをラフなしでいきなり作り始めるのは、お客様の要望がこちらの考えと大きく異なっている可能性があることを考えると、かなりハイリスクです)
遠隔地でのイラストの請負い仕事には何が必要?
お客様や仕事を依頼する方からは、 イラスト作成に入る前に『どのようなものが良いのか』 についてできるだけ詳しく、具体的にお話を伺うわけですが、それでも実際にザックリとしたスケッチをお見せしたら、『ここは〇〇がいい』『ここはこうじゃない』が出てくることが多いです。
ラフ画の確認は、お客様とのイメージををすり合わせる作業なので非常に重要なのです。
でも、お客さんへのラフ画の提出や話し合いは、わざわざ会社やお客様宅に出向く必要はありません。
オンラインでも可能です。
(ステッカー用のイラストを発注して下さったカブスルさんは北海道で、私は関西在中です。(^o^)v)
お仕事のお話は普通のオンラインチャットでも可能なので、ビデオミーティングも必要ないです。
ただし、イラスト系の場合は 『ファイル交換のできるオンラインチャット』 であることは重要です。
(私も利用している 『Chatworks』 はファイル交換できるオンラインチャットです)
その他、ココナラなどのネットの請負い業の仲介業サービスだと、報酬から 『手数料』 は取られますが、ファイル交換もオンラインチャットも可能です。( ゚ェ゚)
ラフ画の提出に必要なもの
ラフ画の提出に必要なものは、『スキャナー』か『タブレット端末』です。
マウスだけでもサクサクっと絵を描けちゃう方は上記の2つは不要ですが、そうでなければ通常は必要です。
(絵描きは意外とコストがかかるのです。( ̄^ ̄ ))
スキャナー
紙に鉛筆などでサラサラと描いた絵をスキャナーでPCに取り込みます。_φ(._. )
写真やスマホでラフを撮影して提出するのも可能ではありますが、歪みや明暗補正などの手間がかかりますし、視認性が悪くなりがちなので、さっさと格安スキャナーを購入したほうがよいかと思います。
タブレット端末
PCのイラストファイルに直にラフ画を書き込んでしまうタイプのものです。
スキャナーを使う必要がないので手間が省けて楽です。
タブレット端末もコスト(タブレット端末代・ペン先代・ケント紙タイプのフィルターなど)がかかります。
ちなみに、タブレット端末の方がラフ画の修正は楽だと思います。
簡単に左右反転して画像を確認できますしね。
ラフ画の修正多めの方も、タブレット端末の方が無難かもしれません。
私はいつも紙にラフを描いてスキャナーに取り込んでいますが、それは私が 『紙に絵を描く能力を維持し続けたい』 と思ってるからで、実際に作業する場合はタブレット端末でラフを描いたほうが、作業的には楽なのだと思います。( ゚ェ゚)
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