【拡大】ズーム(望遠)撮影について【ズーム】
ズーム(望遠)撮影とは、被写体を拡大して撮影する方法です。
ズーム(望遠)撮影をすると、遠くにあるものや風景などを拡大して撮影できます。
ズーム(望遠)撮影には大きく分けて二種類の方法があります。
1.レンズを使ったズーム(望遠)撮影
遠くにあるものを拡大できるレンズを使えば、遠くにある小さなものも大きくして撮影できます。
通常、画像サイズはそのままで拡大して撮影できます。
(画像を弄って拡大するのではなく、レンズを使って拡大するため)
レンズで拡大する方法には、内蔵されたレンズを使ってズーム(望遠)撮影する方法と、外付けのレンズを使って拡大する方法があります。
外付けのレンズを付けるためには、本体とレンズを分離できなくてはなりませんので、通常、 一眼レフカメラやマイクロ一眼 と言うことになります。
内蔵レンズの場合場合は、レンズの付け替えは必要ありません。
(拡大・縮小ボタンを弄るだけでOKです)
ただし、内蔵されているレンズは、レンズの付け替えの手間がかからないですが、機能には限界がありますので、レンズが内蔵されているコンパクトデジカメはズームはそれほど期待しないほうが良いかもです。
(おもいっきりズーム(望遠)撮影して野鳥などを撮影したい場合は、ズーム機能の高いレンズを使える 一眼レフカメラやマイクロ一眼 の購入を検討したほうが良いかもです)
2.デジタル技術を使ったズーム(望遠)撮影
レンズで拡大撮影するだけでは拡大具合が足りない場合は、デジタル技術を使ったズーム(デジタルズーム)を利用して拡大することもできます。
(デジタルズームに対応したデジカメのみ)
ただ、このデジタルズームで撮影すると写真の画質が悪くなりやすいです。
なぜなら、デジタルズーム撮影は、デジタル技術を使って本来撮影されるはずだった元画像(元写真)の一部を無理やり引き伸ばして撮影しているからです。
私も何度か使ったことがありましたが、かなり画質が悪くなってしまいますので、よほど拡大して撮影したいものでもない時は、使わないようにしています。
ズームの種類まとめ
@ レンズを使ったズーム(望遠)撮影
レンズ内蔵型
コンパクトデジカメに多い・ズーム(望遠)撮影機能は限定的)
レンズ外付け型
一眼レフに多い・レンズの種類によってかなりのズーム(望遠)撮影が出来る)
A デジタルズーム撮影
画質が悪くなる・レンズの機能以上に拡大できる。
【ズーム(望遠)撮影で暗くなる?】 ズーム(望遠)撮影の落とし穴
ズーム(望遠)撮影すると暗くなりやすいです。
ズーム(望遠)撮影用のレンズは長く、デジカメ内に光が取り込まれにくくなるからです。
これはコンパクトデジカメにも言えます。何故なら、コンパクトデジカメも内蔵されたレンズが伸び縮みすることで、ズーム(望遠)撮影しているからです。
ですので、マニュアルモードで撮影すると、暗いままズーム(望遠)撮影してしまうことも起こりやすくなりますので、マニュアルモードで撮影する時は、必ず暗くなりすぎていないかを確認してから撮影することが大切です。
そして、暗くなりすぎている場合には、絞り値やシャッタースピードやISO値などを変更し、明るくしてから撮影してあげると良いかと思います。
これらの操作がめんどくさい場合は、AUTO撮影で撮影すると楽に撮影できます。
ただし、暗すぎる時は自動でストロボが入ってしまうカメラの場合は、拡大撮影した時にストロボが自動で入ってしまうこともありますので、AUTO撮影でズーム(望遠)撮影する場合は、ストロボのON・OFFには注意が必要です。
また、ストロボを切ってAUTOでズーム(望遠)撮影をすると、暗すぎる写真しか撮影できないこともありますので、この点についても注意が必要です。(マニュアル撮影でシャッタースピードなどを大きく落として撮影したほうが上手く撮影できる可能性もあります)
ちなみに、デジタルズームは基本的には暗くなりづらいです。
なぜなら、デジタルズームはデジタル技術で無理やり元画像の一部を拡大しているだけなので、光の取り込みには変化がないからです。
この他、遠くにある早く動くものを高倍率でズーム(望遠)撮影する場合は、被写体にカメラを合わせ辛かったりしますので、ズーム(望遠)撮影で遠くにある早く動くものを高倍率で撮影する場合は、高倍率でのズーム(望遠)撮影を何度か練習してから本番の撮影をした方が失敗が少なくなるかと思います。
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