【連写】 連続撮影(連写)について


連続撮影(連写)とは、『短時間に連続して撮影する撮影方法』です。
連続撮影(連写)を使うと、動きのあるものを撮影する時にシャッターチャンスを逃しにくくなります。
(短時間で何枚も撮影するために)

ただ、連続撮影(連写)ができない場合や、『これが連続撮影(連写)か?』と首を傾げたくなるような連続撮影(連写)しかできないことがあります。
その理由は以下の通りです。


1.連続撮影(連写)の機能がない

デジカメの中には、連続撮影(連写)できないものがありますので、連続撮影(連写)したい場合は、連続撮影(連写)ができるデジカメを購入することが大切です。


2.連続撮影(連写)の設定ができていない

通常、『連続撮影(連写)の設定』をしないと、連続撮影(連写)になりません。
ですので、連続撮影(連写)機能がお手持ちのデジカメの中にあるのに、デジカメを利用できない場合は、一度、連続撮影(連写)の設定がされているかどうかをチェックすると良いかと思います。



3.デジカメの撮影設定によって、連続撮影(連写)が遅くなる

暗い場所でストロボ無しで撮影する時は、シャッタースピードを下げたりISOの値を上げて撮影せねばなりません。さもないと、カメラに取り込める光量が少なすぎて、真っ暗な写真になってしまうからです。

しかし、シャッタースピードを遅くしてしまいますと、1枚撮影する度に時間がかかってしまうようになりますので、連続撮影(連写)のようにはならず、普通の写真を一枚ずつ撮影するのと同じようなことになってしまいます。

ですので、連続撮影(連写)するときには、一枚撮影する時間ができるだけ短くなるようにデジカメを設定してやることが大切です。
ただ、時間がかからないように撮影すると どうしても暗い写真になりがちですので、そのような時は、周りの照明を明るくしたり晴れの日の日中に撮影すると、暗くならずに撮影しやすいです。

ちなみに、私が今使っている Canon の Power Shot ( SX 130 IS )は、『ローライトモード』がついていますので、暗い場所でもストロボを使わずに連続撮影(連写)ができます。
ただし、ローライトモードは画質が悪くなったり、画像サイズも小さくなってしまいますので、印刷などをして利用するのは難しいです。

この他、連続撮影(連写)にAF(オートフォーカス)が使える場合は、デジカメが一々ピントを合わせに行くので連写が遅くなりがちです。
ただ、AFを使っていない場合は、ピントが合わずに写真がボケてしまうことが多めになります。



4.ストロボ撮影しているので遅くなる

ストロボ撮影をすると、次の撮影をするまでに時間がかかってしまいます。
特に、強めのストロボを付けてしまった場合は、次の撮影までかなりの時間がかかります。

ですので、ストロボはできるだけ使わずに、連続撮影(連写)する方が無難です。
また、どうしてもストロボを使う時は、弱いストロボで抑えておいたほうが無難です。
(弱いストロボだと近距離を照らす効果しかありませんが。(^^;)



連続撮影(連写)の注意点

連続撮影(連写)をする上での注意点です。


1.連続撮影(連写)後は、連続撮影(連写)の設定を切っておくこと

連続撮影(連写)の設定を入れっぱなしにしていますと、普通に撮影したい時に連続撮影(連写)になってしまうことがあります。(普通に少しだけ長押ししてしまうと、連続して撮影されてしまう)


2.残り撮影可能枚数に気をつけること

連続撮影(連写)で気分良くドンドン撮影していくと、あっという間に十数枚の写真がとれてしまいます。
ですので、連続撮影する時は、残り撮影可能枚数に気をつけたほうが無難です。
(削除する枚数が多いと、デジカメ上で削除する作業が非常に大変になります)


3.予め連続撮影(連写)するものを決めておくこと

どれを連続撮影(連写)するのかがはっきりしている場合は、予め何を連続撮影(連写)したいかを決めおくほうが無難かと思います。(途中での頃の 記録メディアの容量が足りなくなってしまい、折角の撮影の機会を逃してしまうこともありえるため)


4.記録メディア(SDカードやコンパクトフラッシュなど)は、容量が多めのものを使う

連続撮影(連写)する時は、 記録メディア容量が多めのものを使用したほうが良いです。
特に、たくさんの連写をして現地でデジカメでデータ整理(不要な連続撮影(連写)写真)を削除しない場合は、記録メディアは容量の大きい物を選んだほうがよいかと思います。


5.バッテリーに気をつける

連続撮影(連写)は、ストロボ撮影しない限りはそんなに電気を食わないです。
でも、現地でデジカメを使って必要な写真と不要な写真に分けて、大量の不要な写真を削除したりすると作業途中でバッテリーが切れることもありますので、予備のバッテリーを持っていたほうがよいかと思います。

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