【メールで】 クレズに注意 【感染】
クレズ(WORM_KLEZ)・・・ひどいウィルスです。
ウィルスに感染した人のアドレス帳から、アドレスを取得して、勝手に管理者にメールしてしまうウィルスです。こんなことされたら、本当はクレズに感染していないのに、クレズに感染していると勘違いされてしまいます。
しかも、本当は誰が感染しているのか分かりにくくなってしまいます。
こんな悪質なウィルスなもんで、何だか流行してしまっています。
しかも、このウィルスは、やることも悪行三昧で、ひどいウィルスです。
1 ウィルス対策ソフトを動かせなくする。
2 TXT, HTM, HTML, WAB, DOC, XLS, CPP, C, PAS, MPEG, MPG, BAK, MP3, JPGなどの拡張子を勝手に上書きして、破壊する。
特に、2番目の破壊活動は、致命的です。テキストファイルとか、HTMLファイルとか、MPEGファイルとか、こういうのを破壊されたら再起不能です。
(定期的に、外付けハードディスクにデータのバックアップを取ることをお勧めします)
しかも、このウィルスはメールソフトでプレビューしただけでも感染してしまいますし、共有ファイルであれば、共有ファイルのフォルダーをプレビューしただけでも感染してしまいます。
一度感染すると、ウィルス対策ソフトを動けなくしてしまいますので、さらに致命的です。
ですから私は日頃から、OUT LOOKとかのメールソフトのプレビューや、ファイルのプレビューは表示しないように設定しています。これは、以前勤めていた会社で口をすっぱくして言われていたことです。
(フリーのメールサービスでも、メールのプレビューが行われないメールサービスを選ぶことも肝心です)
感染してしまったら、感染を広げないためにもLANケーブルを引っこ抜いて、ネットワークから隔離することが大切です。その後は、めんどくさい修復作業が待っています。
とりあえず、感染しないことが第一ですので、
1 メールやファイルのプレビュー機能は使わない
2 ウィルス対策ソフトをPCに入れる
・・・という、この2点はとても大切だと思います。
皆様も、どうぞお気をつけ下さいませ。
広告