【危険だらけ】 タイプ別・ネットワークに潜む罠
現在、数多くの人々がインターネットに接続しています。
このインターネットに接続しているのが、良心的な人々だけならば何ら問題は起こりません。
しかしながら、良心的でない人々もインターネットに接続しているのが実情です。
ですので、どのようなインターネットにはどのような危険が潜んでいるのかをしっかりと知り、対策をとることが安全なインターネットを行うためには大切なのだと思います。
【侵入の罠】 知らない間に入られる?
ユーザーIDやパスワードを盗まれたり知られたりすると、大変な損害を被る場合があります。
例えば、証券会社のユーザーIDやパスワードを知られると、勝手に信用取引の発注をされたり、お金を不正に引き落とされたりしてしまいます。
また、ネットバンキング(ネット銀行)のユーザーIDやパスワードでも同様に、口座から勝手にお金を引き出されてしまったり、身に覚えのないローンを組まれたりしてしまう可能性があります。
ですので、ユーザーIDは知られないように、常々気をつけておかねばならない注意事項の一つです。
ところで、このユーザーIDなのですが、ネットカフェなどの不特定多数の方が利用されるパソコンからネットバンキングや証券会社にログインすると、ユーザーIDやパスワードを盗まれてしまう可能性がありますので、注意が必要だったりします。
(ネットカフェに使用されているパソコンに、ユーザーIDやパスワードを盗む為のスパイウェアを仕込んでおくと、そのパソコンで打ち込まれたユーザーIDやパスワードを収拾することが可能なのです)
この他にも、セキュリティに弱点がある為にユーザーIDやパスワードが盗まれてしまうこともあります。
ですので、ネットバンクやネット通販やネット証券を利用する際には、セキュリティにしっかりと力を入れているのかどうかを見極めたうえで、それらのサイトをご利用されることをお勧めしたいと思います。
【破壊の罠】 破壊されれば後の祭り
この世の中には、人様のパソコンや、企業や官公庁のコンピューターの中にある「データベース」や「ファイル」や「プログラム」などを破壊したがる人がいます。
実利があってその破壊活動を行う人もいますが、そういった行いが好きでやっている人もいます。
ですので、自分のパソコンが破壊されないように、日頃から気をつけておかねばなりません。
ところで、「データベース」や「ファイル」や「プログラム」などの破壊は、通常、実力行使で部屋に押し入って行うわけではありません。通常は、インターネット接続を通して破壊活動を行います。
例えば、メールなどに添付されているファイルに破壊活動を行わせるウィルス(プログラム)を仕込んで、そのファイルを開いた人にウィルスを感染させて、その方がご利用になっているパソコンを破壊するだとか、Webサイトのページを開くと感染するようなウィルスをWebサイトに仕込んでおき、そこに訪れた人々に破壊工作をするウィルスを感染させその方がご利用になっているパソコンを破壊するだとか、実に様々な方法でターゲットを狙っています。
ですので、インターネットに接続している間は、常に、破壊活動が行われる可能性を念頭においておいた方が宜しいかと思います。
【妨害の罠】 大迷惑
インターネットの妨害関連の嫌がらせとして有名なのが、F5アタックです。
F5キーは、通常、開いているページを「最新の情報に更新」するためのキーとして使われています。
このキーを普通に使っておればまったく嫌がらせになどならないのですが、これを連打して接続要求を出しまくると、接続要求が大量に発生してしまう為、列記とした嫌がらせになります。
また、大きな容量の電子メール(添付ファイル)を送りつける事で、電子メールソフトでメールを受信した途端に電子メールソフトをダウンさせたり、メールの送受信を行うメールサーバーをダウンさせたりする悪質な嫌がらせも存在します。(また、大量のメールを送りつけることで、電子メールサーバーや受信者のパソコンに負荷をかけるタイプの嫌がらせも存在します)
ところで、最近ではパソコンの機能がかなりUPしましたので、昔ほど問題にはならなくなったのですが、ブラクラもかなり迷惑な嫌がらせです。
ブラクラとは、ブラクラページを開いた人のパソコンの電子メールソフトを勝手に開いて、無限にメール作成用のウィンドウを開きまくったり、ブラクラページを開いた人のパソコンのブラウザーに働きかけて、無限にウィンドウを開きまくったりする類の嫌がらせです。
いずれの場合も、タスクマネージャで強制終了すれば、無限にウィンドウが開き続ける罠から逃れられることができますが、たまにとんでもなくひどい輩がいるもので、ブラクラページにウィルスを仕込んでおいて、ブラクラページを開いた人のパソコンにウィルスをばら撒くという、破壊工作との複合型の妨害行為を行っている場合もあったりしますので、たかがブラクラと侮らず、できる限りブラクラを踏まないように気をつけられるのが宜しいかと思います。
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