【無料で】 オプトメディア 【使える】
以前、検索エンジン対策で「サイトマップ」を作ろうとしていたことがありました。
サイトマップには、色々な種類があります。
(Googleの推奨する「sitemap.xml」や、YahooやMsnの推奨する「ror.xml」など)
このサイトマップを作っておくと、検索エンジンへのページの巡回の取りこぼしを減らせるというので、膨大なページ数のある我が運営サイトたちのサイトマップも作ってやろうと思い立ったわけです。
ところが、これらのサイトマップ用のファイルを一気に作成できるような「無料」の「ソフトウェア」を探していたのですが、なかなかよいものが見つかりません。
そこで、さらにベクター で、良さそうなソフトウェアを探していたら、ピッタリな感じの無料のソフトウェアを発見できました。
でも、実は、それはオプトメディアだったのでした。
オプトメディアとは
オプトメディアとは、無料で利用できるソフトウェアやコンテンツのことです。
ただし、オプトメディアの配信する広告が表示されるようになります。(ソフトウェアを開発した作者の方には、利用者がオプトメディアをインストールするたびに、報酬が支払われます)
「広告つきってのはちょっと厳しいけど、
今は(常に)金欠だし、まあ広告付きでもいいか・・・」
・・・とまあ、こんな感じで早速、オプトメディアをインストールしました。
でも、後々、オプトメディアについて調べていたら、ちょっと気になることを発見しました。
ただの広告配信じゃない
オプトメディアのソフトウェアをインストールすると、オプトサーブ(optserve.exe)というソフトウェアも同時にインストールされます。これがソフトの利用者のパソコンに広告を掲載させるわけですが、同時に、このソフトウェアは下の情報を広告配信サーバーに送ります。
1、 IPアドレス
2、 MACアドレスから生成されたハッシュ値
3、 オプトサーブ(optserve.exe)のバージョン
4、 インストールされたオプトメディアのリスト
5、 閲覧中のウェブサイトのURL情報
1の「IPアドレス」はまあいいでしょう。
通常のアクセス解析などでも収集されていますし、よほど変なサイトにIPアドレスを収集されない限りは、不利になるケースもないですので。
2の「MACアドレスから生成されたハッシュ値」は、MACアドレスではなく、あくまでも、MACアドレスから生成されたハッシュ値(MACアドレスを要約したもので、元のMACアドレスを特定することはできない)ですので、これもまあいいとしましょう。
(ホ・・・ホンマにいいのか?(;´Д`)ハァハァ)
3の「オプトサーブのバージョン」は、これは全く無問題。
4の「インストールされたオプトメディアのリスト」も、別に変なものをインストールしてるわけではないので、これも全く無問題。
問題は「5」の「閲覧中のウェブサイトのURL情報」です。
最近では、クレジットカード情報の閲覧や、ネットバンキングやインターネット証券での取り引き情報などもネットで閲覧できるようになりましたので、閲覧中のWEBサイトのURL情報を送信されるのはちょっと怖いです。
WEBサイトのURL情報だけですので、別にパスワードやIDや口座情報などを広告配信サーバーに送信するわけではないとは分かっているのですが、それでもやはり「怖い」というのが第一印象です。
君子危うきに近寄らず
昔のことわざに、「君子危うきに近寄らず」と言うものがありますが、ネットに関しても同様のことが言えるかと思います。
いかにもヤバそうな臭いのプンプンするソフトウェアをインストールして、スパイウェアを仕込まれちゃったりというのは、君子が危うきに近寄ってしまった典型的な例かと思います。
ただ、オプトメディアの場合、ちょっとした個人情報はいくつも送信してしまっているのは確かなのですが、これといって利用者にとって不都合な情報を転送しているわけではないので、「白いけどグレーな気配を感じさせるソフトウェア」と言えるのかもしれません。
そのようなわけで、証券会社やネットバンキングの口座情報などの重要な情報を見ているので、少しでも怪しいと思しきものは一切インストールしたくないというのであれば、インストールしない方が無難かもしれません。(ここまでくると、個人情報が抜き取られるとかそういう以前の問題で、精神衛生上インストールしていない方が・・・という感じになってくるとは思いますが・・・。
ちなみに、広告が不定期に画面右端にニョロ〜っと出てくるのがちょっとウザかったのと、証券会社などの口座情報を閲覧していてちょっと怖いというのがあったので、現在は、当サイトの管理人はオプトメディアを削除しました。(こういうのは普通、オプトメディアをインスコする前に確認するもんや。( ´,_ゝ`)プッ)
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