【規格】 IDE(ATA)について

パソコンにはハードディスクが内蔵されています。
このハードディスクがあるおかげで、色々なデータを保管できるわけです。

ところで、このハードディスクですが、色々と作業をし続けていくとあっという間にパンパンになってしまいます。

ですので、何とかしてハードディスクを増やして、ハードディスクの容量をUPさせたいと思うのが世の常です。

そこで、増設の為のハードディスクを用意したとします。
でも、それだけでは増設ができるとは限りません。

つまり、ハードディスクとパソコンとをつなぐインターフェースが必要になるのです。
(インターフェイスとは「複数の機器を接続する際に必要な規格」です。

これがなければ、各々のコネクターの形や信号の送り方などがバラバラになってしまうので、接続することが出来なくなってしまいます)
このインターフェースがIDE(規格名 ATA)なのです。

【能力の差】 コネクターの規格と性能

インターフェースの規格はたくさん存在しています。
これらのインターフェイスは、データを転送する能力や接続できる機器などが少しずつ違うのです。

ですので、より高性能なインターフェースの規格が次々と開発されては、普及してきました。


IDE

  • 2台の機器の接続が可能
  • ハードディスクのみ接続可能
  • 528MBのハードディスクまで使用可能

EIDE(規格名 ATAPI)

  • 合計4台の機器の接続が可能
  • ハードディスク以外の機器も接続可能
  • 8.4GBのハードディスクまで使用可能
  • IDEよりもデータの転送速度が向上

SATA(Serial ATA)
※1 パラレル方式→ATA※2 シリアル方式に変更
(シンプルなのに転送速度が早い)
※ 他にも色々と規格がありますが、ここでは有名どころだけをチョイスしました。

※1 パラレル方式
データを複数のビットを同時に送信する方式です。

※2 シリアル方式
データを1ビットずつ送信する方式です。


【どんどん増える】 増設要塞パソコンの記憶

以前勤めていた職場では、作業用のパソコンを増設に次ぐ増設で要塞のようにされていた方がおられました。

その方は、自分のお給料を使って、外付けのハードディスクだけではなく、内側のハードディスクも目いっぱい増設しておられたのでした。

ここまで増設して立派なお城を築かれると、コチラとしましても
「スゴイ!!」
・・・という感じで妙に感服してしまうのでした。
しかし、その方曰く・・・

「こんなもんやない!まだまだドンドン築くでぇーーっ!!( `∇´)ノ」
・・・とのことでした。

いやはや、たかがパソコンではありますが、これほどまでの増設に、ホンマもんの男のロマンを感じてしまいました。

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