【純正品】 デジカメのリチウムバッテリ 【模造品】
リチウムイオンバッテリーは高価ではありますが、パワフルで大きさやサイズをコントロールしやすいので、デジカメの多くがリチウムイオンバッテリーを電源にしています。
ところで、ここで一つ問題が生じます。
それは、メーカーの純正品のリチウムイオンバッテリーは『値段が高い』ということです。
これはなかなか深刻な問題であり、デジカメの種類(安価なもの)によっては、予備のリチウムイオンバッテリーを幾つか購入すると、リチウムイオンバッテリーの方が値段が高くなってしまうという皮肉なことが起こってしまいます。
そこで、純正品ではないですが安くて買える『非純正品のバッテリー』を買おうと言う話になってくるわけですが、この非純正品、純正品ではないことによる落とし穴がありますので、注意が必要です。
1.非純正品での中には、電圧が安定的でないものがある
すべての非純正品がというわけではないのですが、非純正品の場合、過電流が流れてしまい、デジカメ内部にダメージが生じてしまうものがあります。
デジカメ内部に過電流によるダメージが発生してしまいますと、一眼レフデジカメ のような高価なデジカメの場合は、安物のバッテリーを使うとかえって高く付いてしまうということもありますので、非純正品のバッテリーを高価なデジカメで使用する際は注意が必要です。
2.非純正品の中には、サイズが合わないものもある
非純正品の中には、サイズが合わないものがあります。
サイズが合わないと、バッテリーの返品と交換が必要となります。
実店舗で購入した場合は、そのお店に購入したバッテリーを持ち込むことで修理したり交換してもらえますが、これが通販なら少々めんどくさいことになる場合があります。
(返品理由を添えて、宅急便などを使って送り返さねばならない)
ですので、返品が面倒な場合は、非純正品よりも純正品のほうが無難かと思います。
3.すぐにダメになる
非純正品のデジカメの中には、すぐにダメになるものがあります。
もちろん、そんなにすぐにダメにならないものや純正品と変わらないほど使えるものもあるのですが、純正品と比べると、ダメになりやすいバッテリーに当たってしまう可能性性は高めです。
4.すぐにバッテリー切れを起こしてしまう
非純正品の中には、すぐにバッテリー切れを起こしてしまうものもあります。
もちろん、純正品と同じくらい使えるものもあるにはあるのですが、すぐバッテリー切れを起こしてしまうものに当たってしまう確率は純正品よりも高めです。
このように、全ての非純正品がというわけではないのですが、クオリティ維持のためにあまりコストがかかっていない分、非純正品の中にはあまり品質の良くないものも含まれていますので、予め覚悟して購入することが大切です。
この他、高価な一眼レフデジカメなど、どうしても壊れて欲しくない高価なデジカメの場合は、純正品のバッテリーを使うほうが無難です。
あと、デジカメの中には、純正品のバッテリーを使用していないと保証期間内に故障しても保証してもらえない場合もありますので、その点にも注意が必要です。
どうしても、非純正品のバッテリーを使いたい場合は、購入前に非純正品バッテリーを使用しても保証してくれるかどうかをメーカーに確認しておいたほうが無難かと思います。
ちなみに、非純正品の中でも比較的品質の良いものだと純正品とまでは行かずとも、そこそこ良いお値段だったりしますので、振りかかるリスクと純正品との値段の差を考えつつ、購入する方がよいかと思います。
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