音声のデジタル化
音声は音の振動です。
レコードはこの音の振動と同じ振動が起こるように、レコード盤に溝を刻み込むことで音を発しています。
このように、レコードはアナログな技術です。
では、デジタルの音声データは、どのように保存されるのでしょうか。
【音声からデジタルデータへ】 サンプリングと量子化
音は空気の振動によって伝わります。
ですので、一定の時間毎にこの振動の値を採取することが、音声のデジタルデータ作成の前半部分です。この第一段階の作業をサンプリングといいます。
さらに、このサンプリングした値をデジタルに変換する作業を行います。
これを量子化といいます。
これが音声のデジタルデータ作成の後半部分です。
音声データの圧縮形式
デジタルの音声データは0と1で表します。
(これはコンピュータの原理と同じです)
このデジタルデータが膨大になると、データが収まりきらなかったりインターネット上からダウンロードするのに時間がかかったりしてしまいますので、音声データの圧縮が行われます。
MP3などと呼ばれるのは、↑の音声圧縮方式の事です。
これらの音声圧縮方式に合った音声再生機器(プレーヤー)を使用しなければ、圧縮された音声データを再生できませんので、どの圧縮方式の音声データを保有したいのかを考えながら、プレーヤーを選ぶようにされた方が宜しいかと思います。
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