【分解】 BTOパソコンを分解してみた


先日、不要になったBTOパソコンを分解してみました。
下の写真は、中身を取り外す前のパソコン内部の写真です。
マザーボードと言う基盤に、たくさんの部品がついています。

最初は、冷却ファンを外しました。
冷却ファンは、ドライバでファンについている4つのピンを回して外します。
(これを知らないと、冷却ファンは外れませぬ)




その冷却ファンを裏返しにすると、下のような感じになります。
CPUの熱を冷却ファンに伝わりやすくする為に、熱伝導グリスが塗ってあります。



と言うわけで、下の写真は、冷却ファンの乗っかっていたCPUです。
(厳密には、CPUはこの熱伝導グリスの塗ってある金属の覆いの中です)
こちらにも、熱伝導グリスが塗りつけられています。

CPUは非常に熱を発しやすい部品ですので、このように大きな冷却ファンで熱伝導グリスまで塗って、しっかりと冷却されています。



次に取り外したのは、メモリです。
これは、例えると作業机のようなものです。メモリが高性能ですと、机が大きいと言う事になりますので、大きなデータや重いプログラムを扱うことが出来ます。

ちなみに、CPUは脳みそのようなものですので、処理を早くしたりは出来るのですが、机にあたるメモリが高性能(机の大きさが大きくないと)でないと、処理しきれずに引きつったり固まったりしてしまいます。



下の写真は、DVDディスクです。
これも取り外しが出来ます。



下の写真は電源装置の写真です。パソコンはすごく電気を食う電化製品ですので、電源装置もちゃんとしたのが使われています。



下の写真は、その電源装置についている冷却ファンの写真です。
電源装置は熱を発しやすく、その熱は電源装置自身や、パソコン内のその他の部品を痛めてしまうため、電源装置にもファンを付けて冷やしています。



下の写真はHDDの写真です。
HDDには、ファイルなどのデータが入っています。

もし万が一CPUやメモリが故障しても、HDDが無事であればHDDを取り外して、外付けHDDとして新しいパソコンに接続してデータを救出することが出来ます。
(Windowsのバージョンによっては、管理者権限云々でデータの移管が大変です。詳しくは、【パソコンが壊れた?!】 データ救出大作戦をご覧ください)

ちなみに、人によっては、この安いHDDだけを購入し、USB接続で外付けHDDとして利用される方もおられるようです。



下の写真は、マザーボードです。
パソコンは、このマザーボードに上に書いたようなパソコン部品たちを接続しています。

下の写真は、パソコン内部の部品を全て取り外した後の写真です。
全ての部品をバラバラにすることができました。
(パソコンの部品が故障してしまったら、新しいパソコン部品交換しないといけないので、分解できて当然ではあるのですが・・・)



そして、全ての部品を取り外した後のパソコンケースが下の写真です。
マザーボードとケースを接続しているネジを取り外せば、マザーボードとケースを分離することができます。



ちなみに、パソコンの部品は付け替えることが出来るものと出来ないものがありますので、部品の種類や型番やメーカーなどを変更する場合は、予め、マザーボードに対応しているか調べた方が良いかと思います。



また、電気の食い方もパソコン部品の種類や型番やメーカーによって異なりますので、パソコン部品を変更する時は、予め、使用する予定の電源装置から供給される電力で足りるか調べたほうが無難かもです。
(あと、変更後のパソコン部品がマザーボードに対応しているのかも調べなければならないですので、かなりめんどくさいかもです)

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