Windows Vistaとソフトウェアの互換性

新バージョンのOS(オペレーション・システム)が出ると、普通は様子見するものです。
なぜなら、何かしら不具合が出ていると、データの破損、復旧作業の必要などが生じる可能性があるからです。(もし仮に、バックアップを取っていたとしても、バックアップデータを入れなおすのにも時間がかかるわけですし・・・)

そんなこんなで今回の最新OSのWindows Vistaについても様子見を決め込んでいたわけですが、そんな中、ある問題が発生しました。


Vistaの文字でエラー?

Windows アップデートで最新版のWindowsを入れたときのこと、重要な更新ではなかったのですが、最新のWindows Vistaの文字をXPでもインストールすることができるという、更新用のプログラムをマイクロソフトのWEBサイトで発見。

不必要な場合は、そのVista文字のプログラムを削除すればよいとも書かれてありましたので、早速、その更新用のプログラムをインストールしてみることに・・・。

すると、あっという間に更新完了。
その後、パソコンに表示される文字を見て、
「おお、何となく字がキレイになっているな」
・・・と感激したのでした。

でも、ここからが問題でした。以前作った「MSP ゴシック」の文字入りの「Photoshopファイル」を開こうとしたとき、エラーが出てしまったのです。
どうやら、Windows Vistaの文字をXPにインストールしたのがよくなかったようです。

この後も、「MSP ゴシック」の文字入りの「Photoshopファイル」を開くと、いつでもこのエラーが出てしまうので、結局、Windows Vistaの文字をアンインストールすることに・・・。

ホームページビルダーの互換性

その後は、Vistaのことは考えずに、時間が流れたのですが、またしても、Windows Vistaとソフトウェアの互換性について考えさせられることを体験しました。

それは、IBMのホームページビルダーについて書かれたWEBサイトを見ていたときのこと。
以下のような文章を発見しました。

ホームページ・ビルダー 10 以前のバージョンは、Windows Vista に対応していません。Windows Vista では、ホームページ・ビルダー 11 (11.0.2.0以降) をお使いください。

驚き、桃の木です。
Ver.10というと、まだほんの最近のソフトウェアです。
(Ver.3とかなら分からなくもないんですが・・・)

これが対応していないというのは、かなり厳しい感じです。
また、Ver.11も修正プログラムが必要だとは・・・。


要するに・・・

先ほどの、ホームページビルダーの件を発見してから、少しWindows Vistaについて調べてみたのですが、どうやらWindows Vistaについては、慎重に互換性の確認をすることが必要なようです。

マイクロソフトのWEBサイトでも書かれていますが、ソフトウェアのメーカーのWEBサイトなどをよく確認したうえで、互換性がない場合はバージョンUPやソフトウェアの買い直しも視野に置いた上で、Windows Vistaに乗り換えることが必要なようです。

ちなみに、現在(2007年11月現在)でも、Windows XP は販売されています。
Windows XP は Windows 2000 からの互換性も良好で、大変よいOSだったと思います。

ただし、パソコンを買い換えられる場合には、Windows XP がインストールされているパソコンをお買い求めになられた方が、より無難かもしれません。
(でも、今、Windows XP がインストールされているパソコンを買いなおしたとしても、いつまで Windows XP のサポートが受けられるのかが、心配の種だったりするわけですが・・・。orz)

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