【必須の変更】 ホームページビルダーのオプション設定
ホームページビルダーは使い勝手の良いツールです。
でも、設定次第では、変なコードが勝手に付与されてしまったり、勝手にコードを改変されてしまったりと、不具合が起きてしまう可能性もあります。
ですので、そう言う不具合が起きないよう、ホームページビルダーを使いはじめる前に、予めオプションの設定をしておくことが大切です。
尚、このページではホームページビルダー16 のオプションの設定画面で説明しているが、ホームページビルダーは、バージョンアップをしてもオプション設定のような基本的な設定はだいたい同じ感じのようなので、16前後のバージョンであっても参考になるかと思います。
ホームページビルダーのオプション設定を開く方法
1. メニューバーの 『 ツール 』 をクリックする
2. 『 オプション 』 を選択する
3. それぞれのタブを切り替え、設定を変更する
『一般』タブ
HTMLソースを自動整形する
→ チェックを外す
自動整形のチェックが入っていると、ソースコードが勝手に整形されてしまう。
一括で文字列変更してテンプレートなどを変更している場合、自動整形されてしまうと、一括変更が上手くできなくなってしまう可能性があるので注意が必要。
また、ASPによっては、アフィリエイトタグの変更を一切禁止しているところもあるので、アフィリエイトをやっている場合は特に、ここだけは必ずチェックを外さないといけない。
HTML構文エラーを自動修正する
→ チェックを外す
ホームページビルダーによる自動修正。
一見すると便利なようではあるが、変な修正のされかたをする場合があるので、HTMLの知識があり、自分である程度の修正ができる場合は、HTML公文エラーは自動修正しない方が無難。
また、先ほどと同様に、アフィリエイトコードをエラーと認識して、適当に自動修正してしまうことがあるが、アフィリエイトタグの変更を一切禁止しているASPの場合、これは規約違反になってしまうため、この項目のチェックを外すのも必須。
HTML構文エラー次の動作
→ 重大なエラーのみ修正ダイアログを開く
ホームページビルダーのHTML構文エラーには、重大なものとちょっとした注意的なものの2種類ある。
ホームページビルダーは、ちょっとしたことでエラーを吐くので、致命的なエラーでなければ修正ダイアログを開いてほしくない場合は、この設定を変更する。
背景色の規定値
→ (標準)
この規定値を変更すると、新しいページを作る際に <body bgcolor="#ffffff"></body>などと言うように、<body>要素に背景色が付加されてしまうので、何も付加して欲しくない場合には、この設定をリセットして標準に戻す。
(何も弄らなければ標準のままになっている)
ページ作成モードの選択
→ 標準モード
『 どこでも配置モード 』 と 『 標準モード 』 から選べる
どこでも配置モードはどこにでもレイアウト枠を置けるので便利ではあるものの、レイアウト崩れを起こしやすいので、標準モードの方が無難。
起動時に前回使用したサイトを開く
→ チェックを外す
サイトのページ数によってはサイトを開くと相当長い時間がかかってしまうため、ホームページビルダーの起動時にサイトを開かなくて良い場合にはこの設定を外す。
(大量のファイル転送の時はFTPツールを使う場合も、この設定を外す)
操作の取り消し/やり直し
→ ゼロから50の間から選ぶ
最大値までやり直しできるよう設定してあると、間違ってファイル変更してしまった場合にやり直しが効く可能性が高くなる。
『編集』タブ
挿入
→ 『スペースキーで連続したスペースを挿入する』にチェック
これがないと、2個以上の空白の挿入ができなかったり、テキストデータなどからコピーして挿入した連続した空白が勝手に削除されてしまったりする。
表の属性
→ 『 省略可能なTBODYを表示する 』 のみチェックをいれる
→ 他はチェックを外す
TBODYにCSSのスタイルが割り当てられている場合のみチェックをいれる。
もし、TBODYにCSSのスタイルが割り当てられていなければ、全てのチェックを外す。
表示
→ NOSCRIPTを非表示にするのチェックを入れる
XMLサイトマップ
→ サイトマップを自動更新して欲しい場合にはチェックをすべて入れる
- サイトの転送時にXMLサイトマップを自動作成・更新する
(サイトのURLを設定時) - XMLサイトマップ更新時にメッセージを表示する
- XMLサイトマップの転送後に登録ダイアログを表示する
ダイアログの表示
→ 『 ようこそダイアログ 』 のチェックを外す
『 ようこそダイアログ 』が出るとウザイ場合のみ。
むしろこれが毎回出てきて欲しい場合には、このチェックを入れる。
『表示』タブ
モード(1)
→ 標準モードの設定
(すべて表示を選択)
フォント
→ 自分の好きなフォントに変更する
固定幅フォント
→ 自分の好きなフォントに変更する
フォントサイズ
→ 8から72の間から選ぶ。
フォントによってフォントサイズも変わるので注意。
フォントと固定幅フォントの設定では、ページ編集画面のフォントを好きなように変更できる。
CSSでフォント指定してある場合、そちらが優先される。
共通部分をテンプレート化しているため、URLでCSSを指定してある場合、フォントがMSゴシックなどでは読みにくい場合に変更すると便利。
テンプレートカテゴリのURL
起動時の拡大率
→ 100%
クリック毎に以下の値で増減する
→ 10%
既定のCSSでは文字が読みにくい場合に変更すると良い。
共通部分をテンプレート化いるため、URLでCSSを指定してある場合は、拡大率を変更するよりもフォントサイズを変更した方が良い。
最初に表示するモード
→ 最後に選択したモード
『ファイル』タブ
改行コード
→ CR+LF
HTMLファイルの拡張子
→ html
出力漢字コード
→ 無変換
入力漢字コード
→ 無変換
普通にHTMLファイルを作成する場合、この辺りの変更はしなくても良い。
htmファイルを作成する場合には、HTMLファイルの拡張子を変更する。
【新規ファイルを作成する場合のフォーマット】
DOCUTYPEを出力する
→ チェックを外す
HTMLソースにGENETATORを組み込む
→ チェックを外す
この辺りは無くても良い項目なので、チェックは外してしまう。
ページ数が少ない場合やアクセス数が少ない場合はこれでも良いが、アクセス数やページ数が多くなってくると、これでも結構な転送量になってくるので、外してしまった方が無難。
【保存オプション】
バックアップファイルを作成する
→ チェックを外す
バックアップファイルが必要な場合はチェックを入れたままにする。
バックアップファイルが無くても特に問題ない場合には、チェックを外す。
自動保存を行う
→ チェックを外す
自動保存を行うかどうかの設定。
自動保存で多少重くなったりするのが難点。
また、保存して欲しくないのに自動保存されてしまうことがあるので注意。
ただし、PCやホームページビルダーが不安定なときには、自動保存でこまめに保存されると、せっかく書いた記事が消滅しにくくなるので、PCやホームページビルダーの状態を見て決めると良いと思う。
- 文字エンコードをMETAタグで指定する
- 基準スタイルシート言語をMETAタグで指定する
- 基準スクリプト言語をMETAタグで指定する
- LANG属性を指定する
→ チェックを外す
自分でやる場合にはそれでOKなので、このチェックを外す。
もうすでにこれらのMETAタグが入っているにも関わらず、さらにこのチェックが入れぱなしになっていると、二重にMETAタグが入ってしまうので注意。
『ソース編集』タブ
色をつける
→ チェックを付ける
上記のチェックを入れた後、見え辛い色や嫌いな色があれば変更する。
フォント
→ 好きなフォントに変更
サイズ
→ 好きなフォントサイズに変更
ソースの自動改行
→ チェックを入れる
ウインドウサイズによって、ソースを自動的に折り返す機能。
普通はソースは自動的に折り返したほうが編集しやすい。
折り返すと見辛い場合には、ソースを自動改行のチェックを外す。
行数表示
→ 行数を表示したい場合にはチェックを付ける
タグ
→ 小文字
属性
→ 小文字
タグや属性を小文字に統一したい場合は小文字にする。
(全て大文字にしたい場合は大文字に変更する)
インデント
→ 好きな数値を入れる
インデントを入れると、ソースコードにインデントが入る
インデントが入るとソースコードが見やすくなるものの、ファイルサイズが大きくなってしまうため、ファイル容量を減らす場合には、インデントはゼロにした方が無難。
【インデントありの場合】
<body>
<div>
<p>文章文章文章文章文章文章</p>
<p>文章文章文章文章文章文章</p>
</div>
<body>
【インデントなしの場合】
<body>
<div>
<p></p>
<p></p>
</div>
<body>
終了タグの自動挿入
→ チェックを外す
『サイト/素材/フォルダビュー』タブ
サイト/素材/フォルダビューのサムネイル表示
→ すべてのチェックを外す
サムネ表示は重くなりやすいしゴチャゴチャするので、使わない場合はチェックを外して非表示にしてしまってもOK。
素材やフォルダービューを頻繁に使う場合は、このチェックを外さない方が良い。
サイトビューのリンクツリー表示
→ 『 選択して表示 』 をチェック
→ 『 選択項目 』 のチェックは全て外す
(HTML|スタイルシート|アプレット|画像|JavaScript|その他)
サイトビューのフォルダツリー表示
→ 『 選択して表示 』 をチェック
→ 『 選択項目 』 のチェックは全て外す
(トップフォルダ|JavaScript|リンクエラーなど)
これらも使わないのであれば外してしまってもOK。
『ビジュアルサイドビュー』タブ
展開レベル
2 エラーのあるページまで展開
→ チェックを外す
展開レベルを上げると、サイトを開いた時に異常な重さになる。
サイトのページ数が多くなってくると、エラーのあるページまで展開にチェックを入れるだけでサイトが開きにくくなるので、サイトのページ数・パソコンの性能によって、展開数・チェックを入れる入れないを決めたほうが良い。
サムネイル表示
→ 表示しない
全体図表示
→ 表示しない
サイトを開いた時にビジュアルサイトビューを表示
→ チェックを外す
サムネや全体図の表示もサイトを開くのが重くなる原因になる。
サイト内のページ数が少ないうちはこれでも良いが、サイト内のページ数が多くなってくれば、表示しない方が作業しやすかったりする。
『その他』タブ
プレビュー 表示モード(2)
→ 指定しない に切り替える
下手に指定してしまうと、ブラウザのバージョンによっては正常に表示できなくなるので注意。
ページサイズ
ページサイズの情報をファイルに出力する
→ チェックを外す
ファイルに出力しなくても普通に表示できる上、全ページにこのタグがついているとファイルサイズが大きくなってしまうため、チェックを外したほうが良い。
ターゲットブラウザ
ターゲットブラウザの情報がファイルに書き込まれていなくても普通に表示できる上、全ページにこのタグがついているとファイルサイズが大きくなってしまうため、チェックを外したほうが良い。
編集時の画面の縦横サイズを変更したい場合には、『 追加ボタン 』を押し、新しいターゲットブラウザを設定する。
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