内部リンク切れを簡単に発見する方法

Movable Typeなどのブログ作成ではさほど起こらないのですが、WEBサイトを作っていると、内部リンクリンク切れは起こりやすいです。

たとえば、カテゴリリンクやサイトマップページへのリンクなど、複数のページで共用で使っているリンクなどはリンク切れが起こりやすいです。

でも、ファイルが全部同じ階層にあれば、そんなに大変ではないです。
問題は、ファイルがカテゴリごとにフォルダで分割されていて、別のフォルダのファイルへのリンクが張られている場合です。



これが何と申しますか、非常に切れやすいのです。
気をつけていても、『../』 を付け忘れてしまったり、『../』 が不要なのにつけてしまったり、『フォルダー名/』をつけたり付け忘れてしまったりするのです。

この時、ファイルを一個ずつ増やしていく家庭では、ちゃんとリンク切れをチェックしながらファイルを増やしていきますので、リンク切れは起こりにくいです。
リンク切れが起こりやすいのは、WEBサイトのデザインをリニューアルして、全頁を共用で使っているリンクを追加したり変更したりした場合です。

でも、これが10個とか20個ならまだ手作業でリンク切れをチェックできるのですが、400とか600とかになってきますと、手作業ではとても対応できなくなってしまいます。

そこで便利なのが孤島発見器です。
これは、内部リンクと外部リンクをチェックしてくれるソフトウェアです。
これを使えば、内部リンクのリンク切れをチェックしてくれます。



ただ、これにも落とし穴があるようです。
と言うのも、アフィリエイトタグまでチェックしてしまう可能性があるからです。
(ちょっと気になったので、リンク切れチェックソフトを使う前に調べてみると、やはりこれで失敗してしまわれた方もおられたようです)



そのようなわけで、私はこの孤島発見器を使うときは、セキュリティ対策ソフト(マカフィ インターネットセキュリティ)インターネット接続の遮断機能を使って、インターネット接続をすべて遮断してから、パソコンに保存しているhtmlファイルに対して使うようにしています。

ちなみに、インターネット接続をしてしまいますと、外部リンクのリンク切れは抽出できません。
(インターネット接続した状態でこのソフトウェアを使ったことはないので、インターネット接続すると外部リンクのリンク切れまでチェックできるのかはわかりませんが・・・。(´・ω・`))

ですので、絶対リンク(https://hogehoge.com/フォルダ名/ファイル名.html)で内部リンクをリンクしていますと、外部リンク扱いになり、リンク切れのチェックはできません。
そのようなわけで、孤島発見器で内部リンク切れをチェックするのでれば、※1 絶対リンク ではなく、※2 相対リンクでのリンク作成をする方がよいかと思います。


※1 絶対リンク
URLでリンク先のファイルを指定してあるリンク
(https://hogehoge.com/category/file_00.html)

※2 相対リンク
リンクが掲載されているファイルから見たファイルの階層の指定法。
(../category/file_00.html)

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