【2016年】 Google検索の問題を自力で解決する方法

検索結果に対する不満は、フィードバックで送ることができる。

Yahoo! Japan の検索結果Google のものを使っているため、いつも Yahoo!  Japan を利用していて検索結果に不満がある方も、Googleにフィードバックを送ると良いだろう。


Google検索のフィードバックの送り方

1. 何かの語句で 『 検索 』 する

2. 検索結果のページの下部にある『 フィードバックの送信 』リンクをクリック

3. 問題点を記入する
4. 送信ボタンをクリックする

ただし、これが反映されるのかどうかは未知数だ。
忙しいGoogle社の社員は、多数送られてくるフィードバックの中から自分の意見に目を通すのかどうかわからない上に、目を通したとしても反映されるとは限らない。

対応するにしても、いつになるかも不明なので、検索結果が正常化されるのを待つのではなく、自力で対策したほうが解決が早い場合もある。

Googleの検索結果でブロックしたいサイトを非表示にする方法

Googleの検索結果で出てきて欲しくないサイトやブログを、検索結果に出さない方法がある。

実際には、検索結果で表示されてはいるが、自分の検索結果では非表示にしてしまう方法だ。


Google検索のカスタマイズ機能を使う

Google検索ではカスタマイズ機能を使うことができる。
これで、検索結果に表示して欲しくないサイトやブログを入力する。


1. 普通に検索する
2. 画面下の 『 検索オプション 』 をクリック



3. 含めないキーワードに『 非表示にしたいURLを入力 』する

例えば、Welqのサイトを非表示にしたい場合は、welq.jp を、meryを非表示にしたい場合には、mery.jp と、Yahoo!知恵袋を非表示にしたい場合は、chiebukuro.yahoo.co.jp と入力する。
(https:// は不要)



4. 画面下の 『 詳細検索 』 ボタンをクリックする


これで、見たくないドメインのページは全て非表示になり、下位に表示されている別のサイトが上に繰り上がって表示される。


調べる時に検索結果に指定する

レシピGoogle検索すると、ほぼ間違いなく何にでも某超大手レシピサイトが引っかかってきてしまう。

確かに、役に立つページもあるのだろうが、これ以外のレシピサイトが見たいと思っている時には、この検索結果から大手レシピサイトを除外したい。

そのような場合、数年前までは、Google検索で 『 このサイトをブロック 』 と言う機能があったのだが、残念ながら現在はこの機能は廃止された。

では、どうやって検索で除外するのかというと、現在でもこのようにして検索すれば、指定したURLは除外して検索することができる。


レシピ名 -aaa.com


例えば、『 ブリの照焼 』 についてクックパットと楽天レシピを除外して調べたい場合は、このようにして検索する。

除外ドメインを 『 複数個 』 使いたい時には、ドメインとドメインの間に 『 半角スペース 』 を空ける。

ブリの照焼 -cookpad.com -recipe.rakuten.co.jp



これで cookpad.com と recipe.rakuten.co.jp のページは全て非表示になり、下位に表示されている別のレシピサイトが上に繰り上がって表示される。



Yahoo検索でも同様の方法で、ドメインの除外設定をすることができる。



除外設定を保存する方法

予め、除外するサイトが決まっている場合には、除外設定をした検索結果を保存してやると良い。

除外設定はそのまま保存することはできないので、検索結果のページをブックマークとして保存する。


除外設定を保存する方法

1. 何かの文字を検索する 

2. 除外ドメインを設定する
(上記のように -aaaaa.com の指定をする)

3. 検索結果のページブックマークとして保存する

4. 何か検索する時は、そのブックマークを利用する


もし、定期的に調べたい語句があれば、このような形でいくつかのブックマークを作っておくと便利だ。
例えば、大腸がんの検索用であれば、


1. 大腸がん -aaaaaa.bbb.ccc で検索する
-aaaaaa.bbb.ccc には、除外したいサイトやブログのURLを入力する。
例えば、Welqを除外したければ、-welq.jp とする。

2. ブックマークとして保存する

3. 大腸がんについて検索する時は、そのブックマークから検索する


こうすることで、ドメインパワーがやたらと強く、何にでも頻繁に引っかかるサイトやブログを除外することができる。

ただし、この方法の場合、URLが長くなりすぎるため、多くのURLを除外することはできない。


除外URLを大量に登録できるサービスを利用する

先程も書いたが、数年前までは、検索結果からドメイン丸ごと非表示にすることができた。
検索結果にブロックするためのリンクが貼ってあり、非表示にしてしまうのだ。

ところが、この機能は使用する人がほとんどいないと言うことで、廃止されてしまった。
(でも、今こそこの機能が必要)

なので、上記二つで検索結果から除外するしかないのだが、上記2つの方法だと、除外できるサイトやブログ数は少ない。

そこで、現在では多くのURLを除外できるアドオンや、多くの人から検索結果でブロックしたいと思われているURLをブロックしてあるサービスが提供されている。
これらを使うと、かなりのURLを除外することができる。

ただし、サービスが予告なく終了されてしまったり、何らかの不具合が出る可能性もある。

また、プログラムやアドオンのオーナーの変更などの何らかの原因問題のあるプログラムが仕込まれてしまうこともあるため、こう言うサービスの使用はあくまでも 『 自己責任 』 でと言うことになる。


【当てにならない星の数】 Chromeの拡張機能でマルウェアに感染した


除外URLサービス&拡張機能

Personal Blocklist (by Google)

Google検索で非表示にしたいドメインをブロックできるChrome用の拡張機能だ。
Chromeの拡張設定からインストールできる。



ブロックするドメインが多数ある場合、ブロックするドメインの追加は、現在表示中のドメイン/ホストをブロックではなく、インポートのリンクからURLを直打ちした方が便利かもしれない。
(ブロックするURLをコピペで設定できる)


一見すると便利そうに見えるが、Google検索自体が腐っているので、これを使って検索すると酷いことになってしまうことがある。

検索結果を除外するのは良いのだが、下位の検索結果を上に引き上げて表示するわけではないため、検索結果が歯抜け状態になってしまうのだ。




検索の除外設定をしたのは、投稿型のレシピサイト(プロではないので地雷レシピが含まれているため)と、キュレーションサイトのページそれにまとめサイト3種類だけだ。

でも、検索結果の上位がそれらで占められているため、それらのサイトをブロック設定してしまうと、検索上位には1つしか残らなかったと言うわけだ。


ノイズレスサーチ

普段、多くの人が 『 このサイトのページさえなければ検索結果がスッキリするのに! 』 と思われている系のサイトが丸ごと消された状態で検索できるサービスだ。



実際に使ってみたが、かなり良い出来だった。
上記の Personal Blocklist の方はブロックしたURLの検索結果が歯抜けになってしまうが、こちらの方はブロック後に検索結果が下位からせり上がってくるため、そう言うことは起きない。

ただ、非常に良いサービスではあるものの、やはり大きな所は非表示設定できても、ブラックSEOなどで上位表示されてしまうドメイン量産系サイトは非表示にしきれないようだ。

それでも、検索で嫌というほど目にする投稿系のサイト、キュレーションメディア、まとめサイトなどの類はだいたいこれで除外できているため、上記の拡張機能では上手く検索できなくてお困りの場合は、利用してみると良いだろう。


限界は早くに訪れるので、使い方を工夫する

検索結果が正常化されないと、除外URLの登録はあっという間に一杯になる。
また、次から次に新しい邪魔なURLが出現してきた場合も同様だ。

この他、何かを検索すると、ほぼ同じ文章の複数のドメインのページが検索結果にズラズラと出てきてしまう問題については、この方法では対処が難しい。

とりあえず、『 いつも頻繁に目にする 』 『 非常に邪魔な 』 サイトやブログを除外するために、これらの方法を使うのが良いのではないかと思う。

最終的には、異常なGoogle検索が正常化されることしかないので、Googleにフィードバックを送り、Google検索の異常さを知らせることが一難なのかもしれない。

この他、Googleアカウントをお持ちの方であれば、Google 検索 ヘルプ フォーラムを利用できるので、一度、Google 検索 ヘルプ フォーラムで 『 検索結果からドメインをブロックする設定の復活 』『 ブロックするドメインの保存ができるようにして欲しい 』提案してみるのもよいかもしれない。


Google 検索 ヘルプ フォーラム


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