【メールサービス】 POPアクセスについて 【無料】
現在、メールの送受信ができるサービスが多くのIT系の企業から提供されています。
無料のものから有料のものまでありますし、有料のものは契約料もピンキリです。
また、現在、メールサービスは無料のものも有料のものも、様々な機能が提供されています。
この中で重要視されるのが、メールを保存しておける『容量』と送受信できる『メールのデータサイズ』と『迷惑メール振り分け機能』と『受信拒否機能』と『POPアクセスの機能』です。
でも、メールを保存しておける容量については、メールのデータを定期的に自分のパソコン(HDD)にダウンロードすれば良いだけですし、そんなに大きなサイズの画像のやりとりさえしなければ、転送できるメールのサイズもさほど重要ではないと思います。
フィルタと受信拒否機能はあれば便利ですが、フィルタや受信拒否機能のあるメールサービスは容易に見つけられるので、これもさほど重要ではないと思います。
また、通常、迷惑メール振り分けサービスについても、サイトやブログや掲示板などでメールアドレスを公開していない場合、迷惑メールが送られてくる可能性も高くないですので、これもさほど問題にはならないのかもです。
一番の問題は、POPアクセスの機能かと思います。
POPアクセスとは
POPアクセスと言うのは、利用者がメールサービスを提供している企業のWEBサイトにアクセスせずとも、Out Look Express などのメーラーを使ってメールの送受信ができると言う機能です。 (メールの送受信自体は、メールサービスを提供している会社が行います。(^ω^))
また、POPアクセスが機能が使えると、自分が受信する筈のメールを 他のメールサービスに転送してから受信することもできます。
通常、無料のメールサービスではこのPOPアクセスが許可されていないので、メールを他のメールサービスに転送したり、メールを Out Look Express で送受信したりすることはできません。
ちなみに・・・
「どうしてPOPアクセスをしてまでメールをダウンロードする必要があるの?そんなのたくさんのメールをやりとりしてるわけでもないのに・・・」
・・・とおっしゃる方もおられるとは思いますが、自分のパソコンにメールのデータをダウンロードしておけると言うのは、メールのデータ量は少なくても意外に大切だったりします。
何故なら、メールサービスを提供している会社のサーバーがドボンして、大切なメールが消え去ってしまう可能性もゼロではないからです。
この際、普通の無料のメールサービスの場合は、受け取ったメールデータの管理の責任は利用者側にあるわけですから、メールサービスを提供している側に責任を問うことはできません。
とまあ、このようなわけで、皆様もメールサービスをお選びになる際は、念のため、POPアクセスについてもご一考されると無難かと思います。
無料のPOPアクセスが許可されにくい理由
サービス料は無料なのにPOPアクセスを許可してしまうと、↓のような事から、メールサービスを提供している会社にとって不利になってしまうケースがあります。
サーバーに負荷がかかる割りに、メリットが少なくなる恐れがある
→ 利用者がサイトを訪問せずに、メーラーだけでメールの送受信をしてしまう
→ 他のメールサービスで送受信されてしまうと、サーバーの負荷だけがかかってしまう
→ 広告の表示回数が減る
無料で提供されているメールサービスは、サイトに広告を載せて、それを利用者に見てもらったりクリックしてもらうことで収益をあげています。
それなのに無料でPOPアクセスを許可してしまうと、利用者がサイトに来なくなる可能性が高くなるため、メールサービス会社の不利になってしまう可能性があるのです。
そのようなわけで、無料でPOPアクセスを許可しているメールサービスを探してみたのですが、2社しか見つかりませんでした。
無料のPOPアクセスを許可しているメールサービス
一つ目はYAHOOメールです。でも、YAHOOメールは広告メールを受け取らないとPOPアクセスを利用できませんので、ここに決めるのはやめました。
(YAHOO BBの会員であれば、広告メールを受け取らずとも、POPアクセスを利用できます)
もう一つはGmaliです。
これは、Googleが提供しているサービスです。
POPアクセスが無料の上に広告もさほど出ず、さらには容量も7200MB(うちの場合)も使えますので、どうして無料で運営できるのかはよく分からないですが、Gmailは無料でPOPアクセスが可能で、この大容量が使えるのは確かだったりします。
(普通の有料型のメールサービスよりも高機能と言う辺りがすごいですワン。(´・ω・`))
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