さくらレンタルサーバーのメールの設定方法

さくらインターネットでも独自ドメインのメールアドレスが使えます。
そこで、このページでは、さくらのメールアドレスの設定の仕方について書いてみようと思います。


メールアドレスの追加

1. コントロールパネルの左サイドバーのメールアドレスの管理をクリックする

2. メールアドレスの項目に入れたい文字列を入れる

@マークより前の文字列しか変えられない。

ドメイン名の上にカーソルを置くと、サブドメインも含めてドメイン名がズラズラ出る。
不思議に思い調べてみると、どうやら、さくらのレンタルサーバーのメールサービスではメールアドレスの@マークより前の部分だけ指定したら、どのドメインでもメールが送れる仕様らしい。


@マークの前にmailを入力した場合

所有している全てのドメインで同じメールアドレスが生成されてしまう。

mail@aaa.com
mail@bbb.aaa.com
mail@ooo.nnn.jp
mail@ggg.mmm.net

メールアドレスの設定の変更


1. コントロールパネルを開く


2. メールアドレスの管理をクリック

コントロールパネルの左サイドバー。


3. メールアドレスの説明を入力する

無くてもOK。
長いとメール一覧ページで省略されてしまう。


4. 容量制限欄に記入する

初期値は200MB
保管中のメール容量が200MBを超えてしまうと、何と受信できなくなってしまうらしい。
なので、メール容量が不安な方は、メール容量を引き上げたほうが良いと思う。


メールを送るとエラーが返ってくると言われる(さくらインターネット)


5. メールパスワードの変更をする

変更しなくても使える。
セキュリティのことを考えて、変更したい場合は変更する。


6. メールの転送設定をする

届いたメールアドレスを転送するかどうか、転送用のメールアドレスはどこにするか、転送後のメールアドレスをメールサーバーに残すか消すか決められる。

転送用のメールアドレスを設定しておくと、複数のメールアドレスを一つのメールアドレスで受け取る事もできて便利。
(うちでは、複数のメールアドレスをGmailに転送してGmailで受信してます)

ちなみに、メールの返信をすることを考えると、返信する可能性があるメールを受信する場合は、転送後もメールサーバーにメールを残しておいたほうが無難だと思う。
(楽に返信できるし、返信先の人が自分が送信したメールの返信メールであることの確認が容易なため)


7. ウイルスチェック

これをONにしてあると、ウイルス付きのメールは破棄される。
OFFにしてあると、ウイルス付きのメールでも受信してしまう。

この設定を切り替えられないメール送受信サービスの場合、ウイルス付きのメールは尽く破棄される場合や、ウイルス付きであっても全部受信してしまう場合がある。
不用意にウイルス付きのメールを開いてしまい、ウイルス感染したくない場合は、有効にしておいた方が良い。


8. メールアドレスを変更する

メールアドレスを変更したい場合は新しいメールアドレスを。
特に弄る必要がない場合はそのままでOK。


メールの送信の情報(グラフ)が見れる

利用中のアカウントで送信されたメールの宛先数とメール件数を見れます。
グラフ化してあるのでわかりやすいです。( ´艸`)

これを見ると(事後になっちゃうとは思いますが)、ハッキングの被害を受けて自分のあずかり知らない間にメールを大量に送信してしまったりだとか、メールマガジンの送信の設定を間違えてないかどうかの確認が容易なのではないかなと思います。



SPFレコードでメールの送信に箔が付く

SPFレコードの設定ができるので、送信したメールに箔がつきやすいです。
前のページでも書いたんですが、SPFレコードがある方が信頼性が高いメールアドレスとして、送信先のメールサーバーで破棄や受信拒否されにくくなります。
(受信者の方で手動で受信拒否や破棄されたらどうしようもないですが。(〃▽〃;))


SPFレコードあり

  • 信頼性がある
  • 迷惑メールに放り込まれる可能性が低くなる
  • 送信先のメールサーバーの迷惑メール判定が出にくくなる
    (受信拒否されにくくなる)

SPFレコードなし

  • 信頼性がない
  • 迷惑メールに放り込まれる可能性が高くなる
  • 送信先のメールサーバーの迷惑メール判定が出やすくなる
    (受信拒否されやすくなる)

SPFレコードのありなしの設定は、さくらのネームサーバーを利用しているドメインだけ有効のサービスのようで、他のネームサーバーを利用してるような場合はダメみたいです。
(さくらで人気ナンバーワンのスタンダードプラン以上なら大丈夫。。。かな?)


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