【作業開始】 さくらのレンタルサーバの設定を変更した
とりあえず、ヘテムルからさくらのレンタルサーバへサーバー情報(DNS情報)を書き換えるための調査は終わったので、本格的に作業を開始することになりました。
まずは、ヘテムルのサーバーに上がっているデータを全てダウンロード。
その後、さくらのレンタルサーバのアカウントを開設し、1年分のサーバーレンタルの契約をしました。
そして、契約完了したさくらのレンタルサーバへ、先ほどダウンロードしたデータを全てアップロードしました。
サーバー上のデータのダウンロード
まずは、ヘテムルのサーバーにアクセスし、サーバー上のデータを全部ダウンロードしました。
ページ数と画像数が多いので、全部ダウンロードするにはかなりの時間がかかりました。
でも、以前にWordpressのブログをライブドアブログに移転してあったので、この作業はしんどくはありませんでした。
(全部で5000近いページ数のブログを3つも移動させないといけなかったので、この作業が入ると、一日では終わらなかったのではないかと思います)
さくらインターネットのアカウント開設
ヘテムルのサーバー上のファイルを全部ダウンロードし終わったので、ダウンロードしたデータをアップロードすべく、さくらインターネットのアカウントを開設することにしました。
ここで一つ 『 ? 』 だったのが、さくらインターネットの 『 会員用のアカウント 』 のログイン画面と、さくらインターネットの 『 レンタルサーバーのアカウント 』 はまた別と言うところでした。
会員用のアカウントを開設して、レンタルサーバーの契約をし終えたら、すぐにサーバーを使えるものかと思っていたのですが、どこからサーバーやドメインの設定をすれば良いのかわかりませんでした。
そんなわけで、会員用のアカウントを開設した直後、「はて、サーバーのコントロールパネルはどこかいな?(・_・ )」と30分ほど悩むことになりました。
さくらインターネットの会員用のログイン画面。
契約情報を設定するための会員用アカウント。
契約関連のことはこちらからログイン。
さくらのレンタルサーバのログイン画面。
ドメイン・サーバー・メール管理などを行う。
契約関連のことはサーバーのコントロールパネルからは見れないので、上の会員メニュー用ログイン画面からログインする。
さくらのレンタルサーバのドメイン設定を行った
ヘテムルのサーバーのダウンロードが終わったので、いよいよさくらのレンタルサーバにファイルをアップロードする準備を始めました。
ところで、そのままデータをサーバーにアップロードしただけではサイトの表示はできません。
サーバーの側でちゃんとドメインとサーバーのフォルダの設定をしてあげないといけないのです。
そんなわけで、さくらのコントロールパネルにログイン後、ドメインの設定を行いました。
でも、さくらのレンタルサーバは、今ひとつやり方がよく分からなくて右往左往してしまいました。
と言うか、さくらのレンタルサーバの背景色と文字色が似ていて読みづらいので、内容云々の前に、目がオロオロと。。。
(老眼入りかけのおばちゃんの目にはキツイです。(つд⊂)ゴシゴシ)
あと、文字が少し小さいかなと。
でも、これはブラウザの拡大機能を使えば普通に拡大できるので、問題はなかったです。
(画像はボケてしまいますが、なぜかさくらのレンタルサーバのコントロールパネルは、ほとんど画像がないですし。ヘ(^д^ ヘ))
独自ドメインの場合は上の欄に、サブドメインの場合は下の欄に記入しました。
この時、ドメインの入力欄の下のネームサーバーの情報云々が、後々のトラブルの元になったのですが、この時の私はそのことに気がついていませんでした。
ちなみに、さくらのレンタルサーバでは、サブドメインにwww付ける付けないまで指定できるようです。
あと、ドメイン毎にフォルダを指定する作業があったので、全てのドメインでそれをやりました。
(サブドメインも含む)
これは、他のレンタルサーバーでも一緒でしたので、特に問題はありませんでした。
独自ドメイン一つしかない場合は、独自ドメイン設定一つで終了なんですが、独自ドメインの下に大量のサブドメインがぶら下がっている構造の場合、それぞれのドメインを設定してあげないといけないので、サブドメインの数が増えてくると、独自ドメインの数自体は少なくても何気にしんどかったりします。
(今から考えると奇妙な話なのですが、ドメイン大量生産をしていた当時は、専門サイトの方が検索上の評価が高かったので、専門サイトを沢山作ってしまったのです)
この他、何気に 『 ? 』 だったのが、『 SPFレコード 』 の設定です。
SPFレコードが何なのかわからなかったので後で調べてみたのですが、どうやら、メールを送信する際、SPFレコードがあると信頼性が高くなるので、送信先の方に受け取ってもらえるメールの割合がかなり違ってくるようなのです。
SPFレコードあり
- 信頼性がある
- 迷惑メールに放り込まれる可能性が低くなる
- 送信先のメールサーバーの迷惑メール判定が出にくくなる
(受信拒否されにくくなる)
SPFレコードなし
- 信頼性がない
- 迷惑メールに放り込まれる可能性が高くなる
- 送信先のメールサーバーの迷惑メール判定が出やすくなる
(受信拒否されやすくなる)
さくらのレンタルサーバにアップロード
ドメインとドメインに充てられるフォルダの設定が終わったので、ついにヘテムルからダウンロードしてきたファイルを、さくらのレンタルサーバにアップロードしました。
その際気が付いたのですが、さくらのレンタルサーバはFTPツールから設定に使われていると思われる色んなファイルを見れるようになっていて、サイト上のデータはその中の一つに入れることになっているようなのです。
ヘテムルやロリポップは、自分の管理するフォルダ以外のものは全然何も見えないように設定されていたので、サーバー内がやたらとスッキリしていました。
でも、さくらのレンタルサーバでは、自分のサイト表示用のフォルダ(wwwフォルダの中)以外のファイルの中身を弄ることはできないのですが見ることはできるようで、かなり面食らいました。(;´∀`)
ちなみに、何度かやらかしたのですが、FTPツールで階層をドンドン上がってしまうと、迷子になりやすくなります。
(方向音痴の私は、一般道で道に迷うだけでなく、FTPツールで階層を上がると、そこでも迷子になってしまうと言う。。。(;´_`;))
しかも、FTPツールの設定が、『 前に開いていたフォルダを開く設定 』 になっている場合、FTPツールの再起動でも、元に戻りにくくなってしまいます。
どうしても元の階層に戻れない場合の対処法
さくらのコントロールパネル
↓
ドメインの設定を開く
↓
ドメイン情報を表示
↓
ドメインのフォルダ情報のドメインのフォルダ情報をコピー
↓
コピーしたドメインのフォルダ情報をFTPツールのアドレス欄にペースト
(/home/ユーザー名/www/)
↓
Enterキーを押す
これで多分復帰できるかと思います。
(できなかったらすいません)
そのようなわけで、FTPツールでさくらのサーバーにアクセスした時に迷子が起きやすい方は、次にまた同じような間違いを繰り返さないために、最後にアクセスしたフォルダを初期フォルダとする設定をしない方がよいかもしれません。
とまあ、そんなこんなでサーバーの設定が無事(?)完了しました。
でも、この時点で何となく嫌な予感が漂っていました。
その予感の通り、ドメインのサーバー情報の書き換えを翌日に延期していれば、問題も起きにくかったのかもしれないです。
でも、早とちりで突撃癖のある私は、本日中にこの作業をやってしまいかったので、メールアドレスの設定が終わり次第、すぐに暴走を開始してしまったのでした。
そして案の定、最悪の出来事が次々に発生してしまうのでした。
(最悪の出来事なのに複数個あるとか、日本語自体がおかしい)
次ページ
前ページ
広告
- 【準備編】さくらインターネットへのサーバー移転
- 【作業開始】 さくらインターネットのサーバーの設定を変更した
- 【サイトがふっとんだ】 ネームサーバーの変更でドボン
- 【開けてビックリ】 PHPのincludeができなくなった
- 【ついに完成】 さくらでもincludeをする方法
- 【実験結果】さくらでphpのincludeするための方法を詳しく解説
- 【php.cgi】さくらインターネットのインクルード実験の詳細 【htaccess】
- 【階層】 htaccess と php.cgi の設置場所 【ドメイン】
- さくらレンタルサーバーのメールの設定方法
- 【もはやDOS攻撃】 php.cgiでエラー出でまくりなのを発見
- 【さくらサーバー】 php.cgiが大量のエラーログを吐き出す原因と解決法
- 【さくらサーバー】エラーログでphp.cgiエラーが出るのを止める方法
- 【ログイン】 さくらレンタルサーバーのメール送受信サービス 【ツール】
- 【超便利!】さくらレンタルサーバーのエラーログについて
- 【安いのに(・∀・)イイ!!】さくらのレンタルサーバーのWAFについて