有料のレンタルサーバーの落とし穴
お知らせ
現在は、現在私はさくらのレンタルサーバとムームードメインを使用しています。
詳しくは、【準備編】さくらインターネットへのサーバー移転をご覧ください。
有料のレンタルサーバーの場合、無料のレンタルサーバーよりもトラブルに会う可能性は格段に低くなります。何故なら、有料のレンタルサーバーの場合、通常はレンタルサーバー運営会社による「広告」が掲載されないからです。
それは、「広告」に当たる費用をレンタルサーバーの契約者が支払っているためです。
しかしながら、有料のレンタルサーバーにもいくつかの落とし穴があります。
それをいくつか掲載してみたいと思います。
アドレスとドメイン
有料レンタルサーバーの多くが、その会社の提供しているサブドメインやバードドメインを利用して、サイト(ブログ)管理人にサイト(ブログ)製作するようにしてもらっています。
そのサブドメインを使ってサイト(ブログ)製作をした場合、以下のようなトラブルを抱える可能性があります。
1、サイト移転した際に、リダイレクト出来ない
通常、有料レンタルサーバーは「htaccessファイル」を設置して、自動的に新サイトへ転送できるようになっています。
ただし、一応、契約前にこのようなリダイレクトが行えるかどうかの確認は必要です。
2、サイト移転した際に、検索エンジンでリンク切れを起す
「htaccessファイル」が作動できない有料サーバーの場合、このようなケースが起こる場合があります。この場合、METAタグで古いページを新サイトのページへ転送させればよいのですが、METAタグスパムでペナルティを受ける可能性もありますので、METAタグで転送をさせる際には、注意が必要です。
(METAタグによりページの転送を行う場合には、各ページに転送用のMETAタグを配置しなければならないため、ページ数が多くなればなるほど手間がかかります)
3、サイト移転した際に、前のサーバーの契約を解除できない
独自ドメインを取得して、その独自ドメインでサイトを運営していれば大丈夫なのですが、レンタルサーバー会社のサブドメインでサイト(ブログ)運営を行っていた場合、サイト移転を行ってしまうとリンク切れが発生しますし、被リンクによるサイトの加点が失われます。
そこで、リンク切れを起さないようにするために、転送しかしていないのにそのレンタルサーバーの契約をし続けねばならず、余計にコストがかかってしまいます。
4、アドレス(URL)の持ち運びが出来ない
無料レンタルサーバーからサイト移転した場合、アドレスの持ち運びは出来ません。
(前述した「2」「3」のトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります)
5、サイトの記事をそのまま残して置くと、ペナルティの対象になる可能性がある
同じ内容のサイトなのに、URLだけ複数あるサイトを「ミラーサイト」と呼びますが、サイトをそのまま残して置き、「htaccessファイル」などによる転送を行わないでいると、ミラーサイトとして扱われ、検索エンジンからペナルティを喰らう可能性があります。
解決法
有料レンタルサーバーによるサイト(ブログ)運営で起こる「アドレスとドメインに関するトラブル」を解決する方法は以下の通りです。
1、独自ドメインを取得する
独自ドメインを取得していれば、有料レンタルサーバーを変更しても、変更先の有料レンタルサーバーが独自ドメインを使える状態であれば、リンク切れやそれにまつわる各種トラブルは起こらなくなります。
2、独自ドメインを利用できるレンタルサーバーと契約する
レンタルサーバーの機能についての説明をよく読み、独自ドメインに対応しているかを調べましょう。また、契約前に、「お試し期間」が設定してある場合は、それを利用して独自ドメインの利用が出来るか、使い勝手はどうかなどを調べるのも一つの方法です。
(現在、私は有料レンタルサーバーの「チカッパ!」を利用しています)
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