小さなゴミやホコリを消す方法

ご注意・ご免責事項

こちらのページの機能は、Photoshop Elements (Ver.6.0) の機能をご紹介しています。Photoshop Elements のバージョンによっては追加されている機能や使えない機能もありますので、予めご了承ください。

こちらのページの写真は、Cannon Power Shot (型番は720IS)で撮影しました。
この型の Power Shot は単三電池が使えて接写ができる なかなか良いカメラです。


デジカメ黒い物の写真をデジカメで撮ると、付着していた小さなゴミやホコリも一緒に撮ってしまうことがよくあります。本当は、白っぽいものにも付着しているのだとは思いますが、白っぽいものはゴミやホコリが目立ちにくいので、ゴミやホコリは黒がよく目立ちます。

このホコリやゴミ、どんなに拭っても完璧に取り去ることは不可能なので大変です。
そこで便利なのが、Photoshop です。
Photoshop を使えば、写真で一緒に撮影してしまった小さなホコリやゴミを消すことができるからです。



Photoshop で写真に写っているホコリやゴミを消す方法

1. Photoshop のツールバーから、スタンプツールを選択する
2. Ctrlキーを押しながらホコリやゴミの無い部分をクリックする
3. ホコリやゴミのある部分をクリックする



Photoshop でホコリを取り去る方法の注意点

1. 明暗に気をつける

スタンプツールを使えば、ペンで描くようにコピー&ペーストができます。
しかし、コピー元の画像の明るさとペーストもとの明るさが違っていれば、スタンプツールを使ったときにスタンプツールを使ったところだけが浮いてしまいます。
ですので、コピー元として選ぶ際は、明暗には気をつけたほうが無難かと思います。



2. コピー元とペースト先の模様や立体に気をつける

スタンプツールを使うと、コピー元の模様が選択されてしまいますので、別の模様の場所でコピー&ペーストしてしまいますと、模様がおかしくなってしまう可能性がありますので、注意が必要です。

また、ボックスの角などの場合、角以外の場所からコピーしてしまいますと、立体がおかしくなってしまいますので、立体の角部分を修正する場合は特に注意が必要かと思います。



3. ドラッグの方向には気をつける

スタンプツールは、ペイントツールのようにコピー&ペーストができます。
さらに、そのスタンプツールをドラッグすれば、ペイントツールのようにコピー&ペーストで絵を描くことが出来ます。

ただ、この場合、コピー地点とペースト地点の距離が一定なまま、コピー&ペーストされてしまいますので、ドラッグしているうちに、変なものをコピー&ペーストしてしまうこともありますので、広範囲にスタンプツールを使う際はご注意ください。



スタンプツールをうまく使うためのコツ

スタンプツールを使う際は、ブラシぼかし度の高いものを使うと、スタンプツールを使っている場所とそうでない場所の境目が滑らかになり、目立ちにくくなります。



あと、スタンプツールで消せるからと広範囲にゴミやホコリがある状態でデジカメ撮影するよりも、撮影前にある程度はキレイにしておいてから 『 デジカメ撮影 ⇒ Photoshop 』 で修正するほうが、時間の節約になるかと思います。

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