【誤検出?】 マカフィーの Aretemis Techology について

※ 当サイトの管理人は、マカフィー インターネットセキュリティを使用しています。
(現在は、マカフィーの Live safe を使用しています) マカフィーの種類によっては、この機能のないものもありますので ご注意下さい。


セキュリティ対策ソフトのマカフィーは、新種のウィルスの発生によってパソコンが汚染されるリスクを減らせるように、AretemisTechology と言う技術を開発しました。

これは、『 マカフィーのデータベースを参照して、コンピューターウィルスと思しき未確認のプログラムがあれば、そのプログラムを隔離(削除)してしまう』と言う技術です。

なぜ、マカフィーがこの技術を開発したのかと言うと、拡散しやすいコンピューターウィルスはできるだけ早く発見して対策を施さねば、時間の経過とともに他のパソコンにウィルスが拡散してしまうリスクが高まるからです。

また、悪質なプログラムを分析してセキュリティソフトを更新するには、ある程度の時間がかかるのですが、これもこのAretemisTechology と言う技術が生み出された理由です。


新種のコンピューターウィルスが発見された後の流れ

拡散しやすい悪意のあるプログラムがコンピューターに侵入

その拡散しやすい悪意のあるプログラムのデータがセキュリティソフト会社に届く

セキュリティソフト会社がそのデータに基づいてセキュリティソフトを更新する

各パソコンのセキュリティソフトがアップデートされて、セキュリティ対策される


Aretemis Techology によるコンピューターウィルス対策

新型のコンピューターウィルスらしきプログラムがパソコンに侵入

ウィルス検索の時に、マカフィーのコンピューターウィルスのデータベースを参照する

パソコン内に新型のコンピューターウィルスらしきプログラムを発見

コンピューターウィルスのプログラムを隔離(削除)


これによって、多少精度は落ちますが、怪しげなプログラムを抽出して隔離することが出来るようになりました。
めでたしめでたし・・・?


いえいえ、うちのパソコンはそうは行きませんでした。
と言うのも、新しいパソコンがうちに来た当日、ひとまずマカフィーのウィルス検索をかけたんですが、その際に、ウィルスが発見されてしまったのでした。
(しかもトロイの木馬が・・・。orz)

え??? 何で? Σ(´Д` ;)
古いパソコンからデータを持ってくる時に、全部ウィルス検索にかけたのに・・・

と言うわけで、その見つかったウィルスの情報を調べてみました。
すると、そこには、Aretemis の文字が・・・。

検索直後やウィルスログには、Aretemis の説明が載っていませんでしたので、「Aretemis って何?」と思った私は、早速、調べてみることにしました。
すると、先ほどのようなマカフィーのAretemis Techology と言う技術の情報にたどり着いたのでした。



その後、さらにマカフィーのウィルス検出ログを見てみると、そのプログラムは元からパソコンに入っていたウィルスバスターのインストール用のファイルでした。
(ウィルスバスターのインストール用のファイルがトロイの木馬のプログラムに似ていたので、マカフィーのウィルス検索に引っかかってしまったんですね)

ちなみに、そのウィルスバスターのインストール用のファイルは全部捨てました。
(ウィルスバスターは不要でしたし、次の検索でも引っかかってしまうのも、ちょっと嫌な感じでしたので・・・)

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