【水冷】 静音PCについて 【静音ファン】

パソコンからは、色々な音がします。
電源をつければ電源から音が、ファンの付いたグラフィックボードを付ければグラフィックボードから、HDDを動かせばHDDからも音がします。


音がするパソコン部品

  • 電源
  • 電源用のファン
  • グラフィックボードのファン
  • CPUのファン
  • PCケースのファン
  • HDD

これら音の出る部品たちは、メーカー部品の構造値段(コスト)などによって、出る騒音の量が様々です。

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一般的には、静音設計されているもの、静音性の高い部品を作れるメーカーの作った部品は静音性が高く、安かろう、うるさかろう、静音性は考慮してないパソコン部品は、音がうるさくなりがちです。

このように、通常、静音化されているパソコン部品は高めの値段になりますから、静かでない(静音化されていない)PCよりも、静かなPCの方が値段も高めになります。



高性能だけど爆音のPC

3Dゲームをする時は、パソコンの性能が低いと動きが悪くなってしまったり、止まったりしてしまいます。
また、中くらいの性能のパソコンでは、重い3Dゲームをすれば同様のことになります。

ですので、できるだけ軽快に3Dゲームをするために、パソコンの性能を上げたくなるのが人情なわけですが、性能を上げていくと、音もうるさくなっていきます。
その原因は、以下の通りです。


高性能なグラフィックボードは熱を持ちやすい

熱を持ったグラフィックボードを冷やすためにグラフィックボードのファンの回転数が上がり、うるさくなりやすいです。


高性能なCPUは熱を持ちやすい

同じくらいの性能でも、年月が経てば省電力・発熱しにくいものが発売されていきますが、一般的には、開発されてすぐの高性能なCPUは発熱しやすく、ファンの回転数も上がりやすい傾向にあります。


発熱しやすい部品を使用しているPCケースのファン

発熱しやすいグラフィックボードやCPUを使用しているパソコンのPCケースのファンは、PCケースの中に熱い空気がこもらないように、ファンの回転数が上がる傾向にあります。


グラフィックボード&CPUが猛烈に発熱

グラフィックボード&CPUを冷やすためにファンで冷却

グラフィックボード&CPUは冷えるが、PC内部に熱がこもる

PCケースファンで、PCケース内に篭った熱を外に排出

PCケースファンの回転数が上がる


電源&電源のファン

大量の電気を食いやすいCPUやグラフィックボードを使っている場合、パソコンの電源装置から音が出やすく、電源装置を冷やすためのファンの回転数も上がりやすいです。


そんなわけで近年、重い3Dゲームをする人が増えたというのもあって、高性能なのに爆音でないパソコンが売り出されることとなりました。
爆音ではない、高性能パソコンの特徴は以下の通りです。


水冷式の冷却装置が使用されている

CPUやグラフィックボードを冷やすのを、ファン(空冷)から水冷にします。
水冷式の冷却装置を使うとファンが回転しませんので、とても静かです。


ファンを大きくする

ファンが大きいと、同じだけ冷やすにしても少ない回転数で済みます。
ファンの騒音の原因の一つは『 ファンの羽の回転数の高さ 』にありますので、(回転数が高いと、それだけ音が発生しやすい)ファンを大きくすれば、より騒音が発生しにくくなります。



水冷と空冷(ファン)のハイブリッド型にする

空冷(ファン)と水冷を両方使って冷やします。
水冷がファン冷却に加わることで、ファンの回転数を抑えることができます。


防音加工する

電源やHDD、PCケースなどを音が漏れにくく加工します。
防音加工されている部品は、されていない同じ種類の部品よりも音が小さくなります。


静音型のファンが付いた部品が使用されている

ファンの回転時の音が発生しにくい部品を使用します。
ファンの音が静音化されるだけでも、かなりパソコンの音は静かになります。



どうしても、静かな高性能パソコンを欲しい場合は、これら、静音性の高いパソコン部品を使ったパソコンを買うと良いです。ただし、通常は、これらの静音部品を使ったパソコンは高いです。
また、ある程度以上の静音性が欲しい場合には、BTOパソコンでないと難しいことも多いです。


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現在持っているパソコンを静音化する方法

現在持っているパソコンを静音化するには、爆音発生源である『 部品を交換 』すればOKです。
よく問題になる爆音部品は、グラフィックボードやCPUのファンです。
あと、安いBTOパソコンの場合は、PCケースファンなども騒音の発生源になります。

これらの部品の交換には、知識が必要となります。
また、ファン一体型のグラフィックボードのファンの場合はファンの交換が困難ですし、無理にファンを交換したり追加したりすると、問題が起こってしまうこともあります。
(交換した部品をBIOSが認識しなくなる、正常に動かない、電源が足らなくなる、パソコンが落ちる、フリーズする、OSを起動できなくなるなど)



という訳で、パソコン部品や部品交換の知識がない場合は、BTOパソコン(一から作る本格的なBTOパソコンではなく、メーカーが提案した範囲内でカスタマイズするもの)や、静音パソコンとして販売されている完成品を購入しなおす方が、結局は安上がりになる可能性があります。
(普通は、メーカーの方で、その部品が正常に動くかどうかをチェックしてから販売するため)


安かろうの罠

すごく安いパソコンの中には、グラフィックボードのファンやPCケースのファンに、『 音がしまくりの安いのを使用している 』ことがあります。
そのようなパソコンの場合、特に高性能という訳ではないのに(それどころか性能が低い)、すごく音がすることがあります。

ただ、安い部品が使われている場合、ただ単に部品の当たり外れでうるさくなっているものもありますので、その商品の口コミ情報やレビューなどでは判別できないこともあります。
という訳で、とても安いパソコンを購入する場合には、自分が購入するパソコンは音がうるさい可能性があるのだと思った上で安いパソコンを購入すると、購入後のガッカリ感が少なくて済むかと思います。


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ファンのついていない部品について

グラフィックボードやCPUなど、ある程度の以下の性能の熱を発生させにくいパソコン部品の場合、元々ファンがついていないものもあります。
これらの部品はファンレス(ファンがない)と言われています。
メーカーによっては、全部ファンレスの部品で作られた『 完全ファンレスPC 』を作っているところもあります。

でも、前述したように、熱を持ちにくい部品の場合は、性能が低いのが多いです。
ですので、重い3Dゲームをしたり、大きな絵を描いたり、動画編集をしたり、ゲームの実況動画を録画するだとか、そう言う作業には完全ファンレスパソコンは向いていません。

また、夏の暑い時には、どうしても熱がパソコン内部に溜まってしまい、パソコンが動かなくなってしまったり、CPUやグラフィックボードなどに深刻なダメージが加わることがありますので、その点にも注意が必要だったりします。


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