エアコンのフィルターをパソコンにつけてみた

以前、パソコンのCPUなどに取り付けられている冷却ファンのフィルターについて書いたのですが(【フィルター】 冷却ファンの汚れ防止 【掃除機】ページ)、やっぱりあれはめんどくさいかもです。(冷却ファンの内部に憑く埃は大幅にへらせるかもですが・・・ (´・ω・`))

なぜなら、もし仮にあれを設置したとしても、フィルター掃除は小まめに(定期的に)行わなければならないですし、パソコンケースを開けてフィルター掃除をしなければ、フィルターにへばり付いた埃を取ることは出来ないからです。

そのようなわけで、さらに別の方法を考えていると、良さ気な方法を思いつきました。
その方法とは、エアコンのフィルターをパソコンの吸気口装着すると言うものです。

元々、エアコンのフィルターは、エアコンの空気の吸い込み口に取り付けるものですから、そんなに大幅に空気の流れが滞るとも思えませんでしたし、これでしたら外側からペタペタと貼るだけでOKですので、この方法について、さらに深く調べてみることにしました。
すると、通販で販売中の『エアコンフィルター』を見つけましたので、早速、購入して使ってみみることにしました。


下のは超薄のエアコン用のフィルターです。
このエアコン用フィルターはかなり薄手ですので、パソコンの冷却ファン空気の取り込みをジャマしないと思い、このフィルターを選びました。



でもこれ、本当にすごく薄くて目が粗いですので、これでは防塵効果は低いかもと思い、結局、二枚重ねして使うことにしました。
(それでも、まだまだかなり薄くてスカスカではありますが・・・)



2枚重ねにしてエアコンフィルターを貼り付けたのが、下の写真です。
テープは、引越しの時に家電用品を仮止めするためのガムテープです。
仮止め用のガムテープですので、一般的なガムテープと比べると剥がしやすいです。



ちなみに、本当の使い方は下のような感じです。
マジックテープつきのテープをエアコンの吸気口に貼り付けて、そのマジックテープつきのテープにエアコンフィルターを貼り付けるのです。

でも、パソコンに設置するときは、横からフィルターを通さない空気が進入するのが不安だったので、引越しの時に家電用品を仮止めするためのガムテープを使って、しっかりとフィルターを付けることにしました。



ただ、このテープの幅は大きいため、3分の1ほど折って貼り付けているものですから、少々(?)見てくれは悪くなってしまいました。
でも、埃の取れ方はなかなかよかったです。

しかも、エアコンフィルターに埃が溜まってくると、吸気口の形に添って埃が溜まりますので、一目で取替え時期が分かります。


それはそうと、こうやってエアコンフィルターをつけたのは良いのですが、エアコン内部の熱が上昇してしまっては意味がありません。

そこで、このフィルターを設置して電源をONにして1時間程度使用した後で、CPUの温度がどの程度上昇したのかをEVERESTと言うソフトウェアで計ってみたのですが、その結果は下の通りです。
さしたる温度上昇もなく、軽快に動いているようでした。



ところで、先ほどの薄手のエアコンフィルター以外にも、厚手のエアコンフィルターも買ってありましたので、今度はそちらを設置してみました。
こちらはもうすでに充分に厚手ですので、2枚重ねにはせずに使ってみることにしました。




何でもこのフィルター、埃や塵が取れる上に、抗菌作用や脱臭効果まであるんだそうな。
要するに理論上は、パソコンをつけて冷却ファンをまわしているだけで、脱臭&抗菌&集塵までできてしまうと言うというわけです。



上の写真のフィルターがそのエアコンフィルターなんですが、スポンジ状の生地で一見すると空気の通りが悪そうにも見えましたので、とりあえずCPUの温度を計測しながら、暑くなりすぎる場合は使用を中止するつもりでチャレンジをしてみることにしました。

エアコンフィルター取り付け方は、先ほどのエアコンフィルターと同じです。
引越し時の家電仮止め用のガムテープでフィルターを貼り付けてみました。
(つか、驚くほど酷い見た目ですねえー (´A` ;))



すると、驚き。
パソコン内部の温度は、前とほどんど変わりませんでした。
その後も、Photoshop で画像加工したりしてパソコンに負荷をかけ続けたんですが、やはり多少の温度のUP(1〜3度)で済みましたし、ハードディスク以外は前のフィルターと同じか温度が低めで推移しました。



と言うわけで、今後、何らかのトラブルがない限りは、こちらの厚手のタイプのエアコンフィルターを使い続けるかもです。

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